白背景の商品写真がネット通販の定番になっているのには理由があります。余計なものを排除して商品を主役にし、Amazon、eBay、そしてほとんどのマーケットプレイスのメイン画像ルールを満たすからです。うれしいことに、ライトボックスも背景紙も高価なソフトも要りません。スマホの写真と2つのブラウザツールがあれば作れます。
ここでは、最初から最後までの手順を紹介します。
「真っ白」が重要な理由

白といっても、すべての白が白とは限りません。白い壁を背景に撮った写真は、たいてい少しグレーがかったり暖色に転んだりします。純白の背景を求めるマーケットプレイスが言っているのはRGB 255, 255, 255、つまり商品の背後すべてがその正確な値であることです。くすんだオフホワイトは、あなたの目には問題なく見えても、自動チェックで弾かれることがあります。
だからこそ、カメラで完璧な白背景を撮ろうとするより、2段階のアプローチが優れています。商品をきれいに切り抜き、数学的に純白なキャンバスに載せる。どんなライティングでも純白は保証できませんが、切り抜きなら保証できます。
ステップ1 — 商品を切り抜く

まずは背景除去から。ブラウザ内でAIのセグメンテーションモデルを動かして商品を背後のものから分離し、透過PNGとして、あるいは商品をすでに白に載せた状態で書き出せます。
きれいに切り抜くためのコツをいくつか:
- 商品と対照的な背景で撮る。モデルの処理が楽になります。
- 均一で良好なライティングは、切り抜きが縁取ってしまう強い影を減らします。
- 髪、毛、ふわっとした生地のような細かい縁は、高速モデルより大きくて高精度なモデルのほうがディテールをうまく扱います。
動作について一点。背景除去はブラウザ内で処理され、AIモデルを一度ダウンロードすればオフラインでも動きます。その初回のモデルダウンロードには接続が必要です。
ステップ2 — 真っ白に載せ、正しいサイズに
透過PNGは仕事の半分にすぎません。次は、その商品を、掲載先に合った寸法で本物の白いキャンバスに載せます。EC画像リサイズは両方を一度に行います。切り抜きを純白の背景に載せ、商品を中央に置き、余白を設定してゆとりを持たせ、各マーケットプレイスが求める正確なサイズで出力します。
| マーケットプレイス | 一般的な目標サイズ |
|---|---|
| Amazon | 2000 × 2000 px |
| Shopify | 2048 × 2048 px |
| eBay | 長辺1600 px |
| Etsy | 2000 px |
| Taobao / JD | 800 × 800 px |
プリセットを選べば、正しい解像度の清潔な白の上に商品が中央配置されます。まさにメイン画像ルールが求めているものです。商品ラインがまるごとある場合は、フォルダを投入すればすべてをZIPにまとめてバッチ処理します。
全体の流れ
- 均一な光の中、対照的な背景で商品を撮影する。
- 背景除去にかけ、透過PNGを書き出す(または直接白に)。
- リサイズに渡し、マーケットプレイスのプリセットを選び、心地よい余白を設定する。
- ダウンロード。正しいサイズの真っ白な背景に商品が中央配置されています。
1枚あたり2クリックで、しかもバッチ処理できるので、50点のカタログでも1点とほぼ同じ時間で済みます。
手早い品質チェック
アップロードの前に、100%に拡大して切り抜きの縁を確認しましょう。うっすらとした色のハロー(背景の残り)や、細部が削れていないかに注意します。縁が粗く見えたら、高精度モデルで再処理してください。キャンバスの隅も見て、背景が純白として読み取れるか、真っ白に近いグレーになっていないかを確認しましょう。
既定でプライベート
どちらのツールもCanvasとWebAssemblyを使ってあなたのマシン上で完結します。何もアップロードされず、アカウントも透かしもありません。未発売のものも含め、商品写真がパソコンから出ていくことはありません。リサイズは初回訪問後にオフラインで動き、背景除去もモデルさえダウンロードすればオフラインで動きます。
切り抜いて、真っ白に載せて、規定のサイズに。それがスタジオなしのプロ級商品写真です。
